現在モバイル分野は新サイト「Best-SIM」に移行中です!

【追悼】シーザリオはこんなに凄いサラブレッド

競馬が好き!

2021年2月27日に日米オークス制覇を成し遂げたシーザリオが急逝しました。

競走馬としても、繁殖牝馬としても突出した実績を残したシーザリオについてまとめます。

シーザリオについて

生い立ち

2002年3月31日に北海道早来町ノーザンファームで生まれています。ちなみにその6日前に同じノーザンファームでディープインパクトが生まれています。この世代のダービー・オークス馬は出身牧場も同じです。

シーザリオは元も足元が弱いところがあり、栗東の角居厩舎に入厩したのも2歳の11月下旬と遅くなっていました。

角居勝彦調教師とは

シーザリオ以外にも牝馬としてダービーを制覇したウォッカやシーザリオの子、エピファネイア・リオンディーズ・サートゥルナーリアなどを管理した名調教師です。

偶然にも家業を継ぐために2021年2月28日づけて引退。シーザリオが亡くなったことが報道された日に引退となりました。

血統

父はダービー馬スペシャルウィーク

武豊に初めてダービーのタイトルを与えただけでなく、古馬になってからも天皇賞春・秋制覇、ジャパンカップ制覇などグラスワンダー、エルコンドルパサーという素晴らしい名馬がいた世代の頂点にったた馬です。

種牡馬としてはシーザリオのほかにブエナビスタ(オークス)やトーホウジャッカル(菊花賞)などを輩出しています。

母はキロフプリミエール(母父Sadler’s Wells)でアメリカの重賞馬。

兄弟であまり活躍している馬はいません。また近親にも母の妹の産駒マザーメリーが函館スプリントS(GⅢ)2着がいるくらいです。

血統表

スペシャルウィークの母キャンペーンガールの母系は日本の競馬史に残る名種牡馬が多いです

・マルゼンスキー 

8戦8勝の元祖怪物。持ち込み馬として朝日杯を制覇。生産・馬主は橋本聖子議員・東京オリンピック2020実行委員長橋本聖子氏の父、橋本善吉氏。代表産駒にダービー馬サクラチヨノオー。

・セントクレスピン

凱旋門賞馬。エリモジョージ(天皇賞春)の父

・ヒンドスタン

アイルランドダービー馬。3冠馬シンザンの父。リーディングサイアー7回。

しかしこれらの名馬も後継の種牡馬に恵まれずサイアーラインとしては絶滅寸前です。父スペシャルウィーク産駒の種牡馬もリーチザクラウン・トーホウジャッカルが苦戦しています。

しかし、後述するシーザリオ産駒の大活躍でこの後も血統表の中に名前を残すことになりました。

現役時代(年齢表記は現在の基準に合わせています)

2歳12月25日にデビュー。前述の足元の不安もありデビューが遅れましたがクラシックに合わせるためのギリギリのタイミングであったと思われます。

新馬戦(阪神競馬場 芝1600メートル)

2番人気でしたが、ダンツクインビーに1馬身1/2差をつけて勝利。ちなみにダンツクインビーの父もスペシャルウィークで後述する桜花賞では5着になっています。

寒竹章(中山競馬場 芝2000メートル)

3歳になって1月、牡馬に交じって2000メートルの特別戦。4番人気でしたが2着アドマイヤフジを首差退け連勝。

2着アドマイヤフジと4着ダンスインザモアはこの後3月にクラッシクレース皐月賞のトライアル若葉SとスプリングSをそれぞれ制覇するので価値ある連勝になりました。

フラワーカップ(中山競馬場 芝1800メートル GⅢ)

3戦目は初重賞のフラワーカップ。1.4倍の圧倒的1番人気に応え2着スルーレートに2馬身半差をつけ圧勝し、クラッシクレースの有力候補になりました。

桜花賞(阪神競馬場 芝1600メートル G1)

クラシックレース第一弾桜花賞。主戦の福永祐一騎手が2番人気ラインクラフトに騎乗するため、地方競馬名古屋競馬所属の吉田稔騎手が騎乗し1番人気でしたがラインクラフトに頭差届かず敗戦。

結果的にこれが唯一の敗戦になりました。

ちなみに3着馬はデアリングハート。デアリングハートの娘デアリングバードとシーザリオの息子エピファネイアから生まれたのが2020年無敗の3冠牝馬デアリングタクトです。

デアリングタクトの血統表には2頭の名前がしっかりと載っています。

優駿牝馬<オークス> (東京競馬場 芝2400メートル G1)

ラインクラフトはNHKマイルカップに進み、オークスでは1.5倍の圧倒的1番人気1。結果は2番人気エアメサイア(秋に秋華賞を制覇)に首差でしたが着差以上の強さを見せクラシック制覇となりました。

アメリカンオークス(芝2000メートル)

オークス後、アメリカに渡りアメリカンオークス(芝2000メートル)に挑戦。前年にもダンスインザムードが挑戦し2着でしたが、シーザリオは圧巻の4馬身差勝ちで日米オークス制覇を成し遂げました。

その後は、右前外側繋靭帯炎を発症し秋は全休。翌年復帰を目指しましたが、2006年4月に引退しています。

繁殖

代表産駒

1番仔トゥエルフスナイト(1戦1勝)、2番仔ヴァイオラ(未出走)<共に父キングカメハメハ>は成績を残せませんでした。

エピファネイア(父シンボリクリスエス)

しかし、2010年に出産した3番仔エピファネイア(父シンボリクリスエス)が自身の主戦騎手であった福永騎手に初の牡馬クラシック制覇となる菊花賞をプレゼントするなど活躍し繁殖牝馬としても実績を残します。

前述したように、エピファネイアは3冠牝馬デアリングタクトや、菊花賞2着アリストテレスなどを初年度から排出し種牡馬として好スタートを切りました。

リオンディーズ(父キングカメハメハ)

また6番仔リオンディーズ(父キングカメハメハ)が朝日杯フューチュリティステークスを制覇し産駒として2頭目のG1制覇を達成。

リオンディーズも初年度産駒からサウジダービー(サウジアラビア)を制覇したピンクカメハメハを輩出しています。

サートゥルナーリア(父ロードカナロア)

2016年にに主産した9番仔サートゥルナーリアがホープフルステークスと皐月賞2つのG1を制覇しています。

また4番仔の牝馬ロザリンドは母として、GⅡを2勝しているオーソリティ(父オルフェーヴル)を輩出し繫殖牝馬としても活躍しています。

現役産駒

ファーストフォリオ(4歳牝馬)

3勝をあげている本馬。競走馬として活躍するのもちろんですが牝馬ですので、無事に繁殖に上がりシーザリオの血をつなげてほしいですね。

ルペルカーリア(3歳牡馬)

モーリス産駒の本馬は2021年のクラッシックにこれから挑戦します。まだ1勝馬ですが次走は重賞挑戦の予定です。唯一産駒が勝てていない牡馬クラシックダービー制覇が期待されます。

残した産駒

シーザリオの2020(牝馬 父ロードカナロア)

最後に残されたのはサートゥルナーリアの全妹の本馬です。ファーストフォリオと同様貴重なシーザリオの牝馬なので無事に繁殖に上がってほしいと思います。

まとめ

シーザリオは競走馬として、繁殖牝馬としてだけでなく角居勝彦厩舎や福永祐一騎手など関連のある人に対して、引退後も繋がっていたことがわかります。ぜひこの血をつなげていってほしいですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました